1963-03-13 第43回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
○十河説明員 運輸省及び国鉄の大石理事や中畑局長からたびたびお答え申し上げましたように、この近江鉄道の場合とよく似た例をたずねてみますと、京阪神鉄道がこれに当たるのじゃないかと思います。京阪神鉄道は、先ほども御説明申し上げましたように、レベルの線路を高く上げることにいたしまして、その上げる費用を国鉄が分担したのであります。
○十河説明員 運輸省及び国鉄の大石理事や中畑局長からたびたびお答え申し上げましたように、この近江鉄道の場合とよく似た例をたずねてみますと、京阪神鉄道がこれに当たるのじゃないかと思います。京阪神鉄道は、先ほども御説明申し上げましたように、レベルの線路を高く上げることにいたしまして、その上げる費用を国鉄が分担したのであります。
○十河説明員 先ほど申し上げましたように、また同じことを繰り返すようでありますが、四億円、五億円と要求されたものを二億五千万円に切り詰める、圧縮して妥協をするためにそういういろいろな名義を使った。景色の補償とか何とかいう名目にはいろいろ問題があろうかと思いますけれども、やったことはできるだけ補償を少なく圧縮しようというためにやったことであると私は申し上げた次第であります。
○十河説明員 先ほど申し上げましたように、類似の例をとりますと、京阪神鉄道のように、線路を高くしなければならぬのでそういう要求をされた、それと同じようなことをすると大へんな金がかかるからということで、二億五千万円の補償をしたのであります。
○十河説明員 もちろん関心を持っております。持っておりますが、東海道新幹線は従来の鉄道と違いまして、たとえば東海道の現在線には百数十の駅があるのであります。それが東海道新幹線はわずかに途中に十駅しかない。駅が方々にありますと、その地方の地方民にいろいろ便益があるということで、土地の買収なり補償なりが比較的楽に行なえますが、東海道新幹線はそれが少ないために、非常に困難が多いのであります。
○十河説明員 初めに申し上げましたように、用地の買収とか補償は、他の工事も同様でありますが、全部大石常務理事を信頼いたしましてまかせてあります。私は二億五千万円払ったということは当時は存じておりません。
○十河説明員 補償の問題は、大体新幹線総局長に一任してありますので、具体的の事情を私よく覚えておりませんから、新幹線総局長の大石君からお答えいたしたいと思います。
○十河説明員 先ほどから申し上げますように、私ども、安全確保ということには最も重きを置いております。ただいまも担当の技術者から説明のありましたように、二重、三重に安全を確保する設備を備え付けております。なお、お話のように、従事員の意見も十分、取り入れまして、できる限りのことをいたしたいと存じております。
○十河説明員 そういう面につきましても、十分注意しておるつもりでございますけれども、ときどき今お話しのように、あるいはレールにひびが入ったとか、あるいは車輪が砕けた、その他過失等によって思わぬ事故を引き起こしておるということは、まことに申しわけないと存じます。そういう方面に一段の努力を傾倒いたしておる次第でございます。
○十河説明員 もちろん国鉄でやれといえば、八十億の予算では八十億の工事をやりますし、それが百億になれば、百億に必要な陣容を整えて工事はやれると思います。
○十河説明員 その責任は一切私にあります。京都の駅について、運輸大臣から御命令であるとか、こうしろ、ああしろという御意見を伺ったことは何ら私はありません。お話のように新幹線を現在の駅のところに持ってくるか、あるいは少し離したところに持っていく方がいいかということは、いろいろ前説にも利益がありますし、害もありますし、後の離した方がいいということにも利害があります。
○十河説明員 運輸大臣からお答えがありましたように、伝統的にそういうことになっておりますが、だんだん今お話しのように、道路公団のような事業も進みますし、国鉄も財政がいろいろ困難になつてきております。われわれの方でもいろいろ検討はいたしておりますが、まだ結論としてこういうふうにしてもらいたいというところまでは参っておりません。
○十河説明員 御承知のように、わが国の観光客は国内でも国外でも非常にふえて参りました。国の方針といたしましても、地方における観光資源の開発もやっておられます。戦後観光事業のあっせんをしている交通公社の業務は非常に複雑になって参りました。
○十河説明員 遠藤常務からお答えいたしましたように、大体今までの話は八億前後ということで、国鉄が三億前後ということになっております。
○十河説明員 国鉄自動車の経営をいかにすべきかということにつきましては、国鉄でも昭和二十七年ですか、運輸大臣が国会で四原則というのを説明せられたはずであります。その後運輸大臣が国鉄経営調査会というものを設置せられまして、国鉄経営調査会がいろいろ国鉄の経営について調査せられました結論を運輸大臣に出されておるのであります。そのときにもやはり自動車の問題が取り上げられております。
○十河説明員 東海新幹線の建設につきましては、ただいまもお話のありました通り、内外から非常に大きな期待をかけられております。この建設については、毛頭そういう天下の疑惑を受けることのないようにということで、初めから非常に注意いたして警戒いしておったのであります。
○十河説明員 お答え申し上げます。国鉄はもちろん公共機関として公共の使命を最も重く見ておるのであります。先ほどお話がありました複線化というようなことも、輸送力が不足しておるということは全線にわたって今痛感しておるところでありますが、一番輸送力の不足しておるところから順次やっていくということが、やはり公共性に沿うたやり方じゃないかと考えております。
○十河説明員 お答えいたします。 ただいま大臣から申し上げましたように、現在線の用地の値上がりは新幹線ほど多くはない。それから現在線の設計変更は、これも新幹線ほど多くありませんが、現在線の改良費もやはり増額を必要とするのでございます。新幹線ほどではありませんが、増額を必要とするのであります。
○十河説明員 まだよくはわかりませんが、きわめて大ざっぱな計算で、収入は約三十億減、それから支出は約十億増という程度に考えておりますが、その収入減も、あるいは今後若干は補うことができる、今までとまっておった物資がよけい動くとか、人がよけい動くとかいうことで補い得るかもしれませんが、そこのところはまだはっきりわかりません。
○十河説明員 そういうふうに考えて、そういうふうに努力して参っております。
○十河説明員 御返答申し上げます。
○十河説明員 事故の件数、汚職の件数は、ただいま私手元に持っておりません。調査いたしまして御報告申し上げることにいたします。
○十河説明員 先ほどから繰り返して申し上げますように、そういう組合員の仕事いかんによって悪い感情を持つとか、お互いにそねみ合うというふうなことがあってはならぬ、こう考えまして、そういうことのないように、できるだけそういう疑いを受けないように行動しろということを絶えず戒めております。
○十河説明員 今、問題は、不当労働行為であるかないかということについて見解の相違があるということで起きた問題であります。すべての責任は、駅長なり助役としてやったことは全部私が責任を負います。
○十河説明員 駅長や助役が職務上に関してやったことは、全部私が最終の責任を負います。しかし、駅長や助役の個人としてやったことは、これは少し違うのじゃないかと思います。
○十河説明員 私ども今のところは鉄道の報告、さっき磯崎常務から話したことを真実と思っております。しかし皆さんからいろいろお話がありますから、なおそれをもう一度念のために確かめたいと思っております。
○十河説明員 感情をもってそういうことをすることは、私はよくないと思います。私は詳細の事実を承知しておりませんから、なお検討いたします。
○十河説明員 私はそんなことは考えません。
○十河説明員 聞いておりません。
○十河説明員 知っております。
○十河説明員 申しません。
○十河説明員 もちろん、安全を第一に考えますから、事故防止についても、組合の方々の意見を十分聞きたいと思っておりますが、ただこれが団体交渉になって……。
○十河説明員 否定しないから、今そういうふうに申し上げたのであります。
○十河説明員 考えることは、私はいつも考えております。今後も考えます。
○十河説明員 私はなかったと思います。
○十河説明員 私としては誠心誠意手を尽くした次第でありますが、その点について、私は、ただ力が足りなかったということは遺憾だということを申し上げた次第であります。
○十河説明員 私の力及ばずしてああいう事態を引き起こしたということは、まことに遺憾に存じまして、私は、国民に対して遺憾の意を表した次第であります。
○十河説明員 そういう態度は毛頭ございません。できるだけ早く妥結いたしたいということを念願して、一生懸命に努力いたしたのであります。
○十河説明員 私はお答えできません。
○十河説明員 十分問いただして見ました。
○十河説明員 私は存じません。
○十河説明員 たびたびるるお述べいただきました点につきましては、私は全然同感いたしておるところであります。信越線と中央線両方とも主要な線路でありまして、できるならば両方同時に複線にし電化して、大いに輸送量を増し、近代化を進めたいところでありまするが、なかなか資金等の都合でそういうことができません。
○十河説明員 先ほどちょっとでしたけれども、その点に触れまして、名古屋というような経済の大きな中心地と東京とを結ぶ今のお話の縦貫線が二本あるということの必要性は、もう十分私も承知いたしております。 〔委員長退席、山田(彌)委員長代理着席〕 ただ東海道線は、御承知のように、ただいまもろ輸送が逼迫いたしまして、にっちもさっちも動きがとれないようになっておる。
○十河説明員 私は、さようなことを考えてもおりませんし、言った覚えもありません。
○十河説明員 そういう大それた勇気は持ち合わせておりません。ただわれわれの力が及ばなくて、輸送機関というものはむしろ先行すべきものだと思いますが、それがついていけないという状態は、これは何としても私どもの力の足りなかったところであるということをおわびを申し上げておる次第であります。
○十河説明員 まことに申しわけありません。ただおわびするより手がないと思います。
○十河説明員 そういう点もいろいろ検討をいたしておりますが、しかし、今のところは、まだ室八航路を新設するよりか現在の青函間の連絡船の設備をよくし、能力を増すことが必要じゃないか、こういうふうに考えまして、ただいま連絡船の増強の方を主としてやっております。
○十河説明員 ただいままで問題になりましたのは、そのほかに、たとえば駅頭の倉庫を作るというふうなことは問題になりましたけれども、これは民間の業者の間でいろいろと反対の意見もあるようでございます。それらの調節ができなければやらないということになっております。
○十河説明員 ただいま運輸大臣からお話がありましたように、この二億円は京葉工業地区のあれだけを考えております。今のところそのほかのことは考えておりません。